Copom議事録はインフレ圧力を強調

中銀の通貨政策委員会(Copom)の議事録は前回の同委員会での政策誘導金利を11.25%から大半の予想であった0.25%の切上げに対して0.5%切上げの11.75%に決定、今年並びに来年のインフレシナリオの悪化に対する予防対策を講じている。

今回の0.5%の切上げは好調なクレジット販売や実質賃金の上昇で引続き好調な内需に牽引されて、堅調な経済成長率の継続を阻害する要因とはならない。

また国際シナリオ面では石油の国際価格が高騰を継続していて、ガソリン価格値上げ圧力が強まってきているが、年内の価格調整は行われないと見込んでいる。(2008年4月25日付けエスタード紙)

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