多くのイタリア企業はユーロ高および米国経済のセッション入りで、米国への輸出条件が悪化しているために、内需が好調なブラジルでの投資強化を進め ており、2000年からサンタ・カタリーナ州グアルバ市で家電、冷凍庫の凝縮器用チューブと溶接管を生産しているMarcegaglia社は今までに3億 8,000万レアルを投資しているが、更に5億1,000万レアルを投資して2011年までに売上を倍増する。
昨年の両国の貿易額は21%増加の78億1,000万ドル、ブラジルからの輸出は前年比16%増加の44億6,000万ドル、イタリアからの輸出は30%増加の33億5,000万ドルを記録、今年は更に増加すると見込まれている。
イタリア貿易協会(ICE)はイタリアの中小企業を対象に、主にブラジルのエネルギーがオートメーション部門のセミナーを7月にミラノで開催、またプラス チック射出成形加工用機械部門の企業家15人のミッションがブラジルを訪問して投資を検討する。(2008年4月18日付けガゼッタ・メルカンチル紙)