食料品価格高騰がインフレを押上げる

最終12ヶ月間のジェツリオ・バルガス財団(FGV)の消費者物価指数(IPC)は4.22%を記録、この期間の食料品価格は8.80%値上がりして、インフレ指数を2.4%押上げた。

最終12ヶ月間で最も高騰したのはフェジョン・カリオカの69.8%、大豆油57.1%、牛肉21.9%、小麦粉21.2%、乳製品が15.21%とそれ ぞれ大幅に値上がりしたが、シカゴ先物取引所での小麦価格は120%上昇並びにアルゼンチンからブラジルへの小麦輸出減少が心配されている。

今年の農産物生産が好調に推移しており、また2月から世界の食料品先物市場でのコモデティ価格は減少に転じ、砂糖及び大豆はそれぞれ8.0%低下、コーヒー豆14%、大豆かす7.0%、大豆油は5.0%それぞれ下げている。(2008年4月15日付けエスタード紙)

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