世界3位の埋蔵量330億バレルの大油田発見か

ブラジル石油監督庁(ANP)のアロルド・リマ理事はサントス海盆のパン・デ・アスーカルと呼ばれる地域内の鉱区BM-S-9で、埋蔵量が330億バレルに達する世界3位の可能性がある大油田を発見したと発表した。

鉱区BM-S-9はペトロブラスが45%、英国資本BG30%、アルゼンチン資本Repsolが25%をそれぞれ出資しており、昨年末に発見された埋蔵量が50億バレルから80億バレルのツピー鉱区の5倍の埋蔵量を擁していると見込まれている。

世界の巨大油田としてはサウジアラビアのガワール油田の埋蔵量が750億バレルから830億バレル、クエートのブルガン油田が660億バレルから720億 バレル、昨日発表されたBM-S-9が330億バレルでヴェネズエラのボリヴァール・コアスタウ油田の320億バレルを抜いて世界3位の油田となる可能性 がある。(2008年4月15日付けエスタード紙)

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