国内需要が好調に推移して製造メーカはフル操業を続けており、国産製の設備投資用機械・装置が購入できない零細小企業家に対して、連邦政府は中古機械の輸入を緩和する可能性がでてきた。
しかしブラジル機械装置工業会(Abimaq)では、中古機械輸入増加は国内メーカに打撃を与えて、そのうえブラジルを世界のスクラップ倉庫にすると批判している。
2006年の中古機械・装置の輸入件数は1万8,720件で輸入総額額は14億ドルであったが、昨年は2万3,018件で24億ドルに増加しており、国内メーカの生産は需要に追いついていない。(12日付けガゼッタ・メルカンチル紙)