ブラジル地理統計院(IBGE)は1月のサンパウロ州の鉱工業生産の伸び率は前月比3.4%、前年同月比15.2%と大幅に増加して2004年12月以来の伸び率を記録した。
ブラジル全国の14地域では繊維業界が集団休暇で生産が37.6%落込んだセアラー州は前年同月比マイナス2.3%を記録した以外は増加しており、パラナ州は19.7%、アマゾナス17.9%、ミナス州10.2%とそれぞれ大幅に伸びた。
ブラジル全国の平均伸び率は8.5%であったが、自動車工業が集中しているサンパウロ、パラナ、ミナス州では好調を維持、鉄鉱石の国際コモデティ価格や砂糖などの農産物コモデティ高騰も伸び率を引上げている。(11日付けエスタード紙)