ホームブローカーが急増している

サンパウロ証券取引所のオンライン・システムを導入している証券会社を通じて株の売買注文をする個人投資家であるホームブローカーが急増しており、2月の同ブローカーによる株の売買額は前年同月比170.4%増加の248億レアルに増加している。

サンパウロ証券取引所(Bovespa )の投資キャンペーン、2年以上にわたるSelic金利の継続低下や新規株式上場(IPO)などで同ブローカーが増加してきており、2月には出来高の 11.5%に相当する投資が19万8,400人の同ブローカーによって行なわれた。

1ヶ月間のホームブローカーの平均投資総額は12万レアルで平均10から12銘柄の売買を行なっており、投資適格国入りが目前に迫ってきた株式市場への同ブローカー増加が予想されている。

ホームブローカーが利用している証券会社はAgora証券が26万5,000の取引数で取扱高52億レアル、続いてTitulo社の取扱高は19億1,000万レアル、3位にブラデスコ、Banif、itauと続いている。(6日付けヴァロール紙)

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