サブプライム問題で今年の第1四半期は180億ドルの赤字が予想されている米国のシティ銀行は、1998年12月以来の株価が安値に低迷しているが、ブラジルを筆頭に米国以外は好調を維持している。
昨年のブラジルのシティ銀行の純益は17億2,000万レアルで10億ドルに相当、世界全体の約30%の純益を計上して本社を支えている。
ブラジルシティ銀行は全ての部門で伸びており、特にC/Dクラス向けの個人クレジットが好調、米国のサブプライム問題で世界金融市場が荒れている時期に新たに12支店を開設、今年は20%の売上増加が予想されている。(5日付けエスタード紙)