中銀は1月のブラジルの外貨準備残高が外債残高を40億ドル上回り、債務国から債権国に転換したことを発表、これには海外からの直接投資及び海外への直接投資は含まれておらず、歴史的にも初めての債権国入りを果たした。
第一次ルーラ政権誕生の2003年から2007年までに1,500億ドルの金融市場プライマリー収支黒字を記録、この黒字の1,413億ドルは中銀のドル介入によるものであった。
最近数年間の連邦政府はレアル高を追い風に外債返済に拍車をかけており、IMFからの債務や数々の返済の前倒しを実施、継続したドル介入で2007年末の 外貨準備残高は1,803億ドルに達したが、特に昨年は110.1%も外貨準備残高が増加した。(22日付けエスタード紙)