昨年の小売業界は9.6%伸び率を記録

長期格安ローン販売、雇用や実質賃金の増加、為替高による輸入製品増加などの要因で、昨年のブラジル全国平均の小売業界の伸び率は、前年比9.6%と2001年からの最も高い伸び率を記録した。

全国の小売業界の37%を占めるサンパウロ州の伸び率は13.3%、アラゴアス州の19.2%、南麻州の14.3%に次いで3位とブラジル小売業界を牽 引、麻州12.5%、セアラー12.3%、サンタ・カタリーナ10.6%が上位であったが、ローライマ州は‐0.1%と唯一前年を下回った。

部門別では燃料・潤滑油販売が前年比5.1%増加、ハイパー・スーパーマーケット・食料品・飲料は6.4%、繊維・衣類・履物10.7%、家電・家具 15.4%、医薬品・化粧品8.9%、情報機器・事務機器29.4%、書籍・印刷物7.1%、自動車・自動車部品22.6%、建材は10.8%とそれぞれ 大幅に増加した。(19日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32479