ボリビアからの天然ガス供給に不透明感

ブラジルを訪問中のボリビアのガルシア・リネア副大統領は、6月から8月の冬季のブラジルへの天然ガス供給では1日当たり2,700万立方メートルは保証するが、ブラジルが要求する3,000万立方メートルは保証できないと明言している。

現在のボリビアの天然ガス生産能力は1日当たり4,200万立方メートルで、国内向けに600万立方メートル、ペトロブラスは契約上では1日当たり 3,000万立方メートル、アルゼンチンは770万立方メートルを要求することができるが、アルセンチンへは300万立方メートルを輸出している。

ボリビア政府は全ての需要を満たすためには4,480万立方メートルの生産が必要であり、9月以降には300万立方メートルの増産、来年は700万立方 メートルの増産を予定しているが、これには総額11億ドルの投資が必要で、この中にはペトロブラスの3億ドルの投資が含まれている。(14日付けエスター ド紙)

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