連邦政府は新工業政策として2010年までにブラジルの世界貿易に占める比率を現在の1.16%から1.25%、イノベーション技術開発などの投資 比率をGDP比0.54%から0.67%、国内投資比率をGDP比17%から21%にそれぞれ引上げて中小企業の輸出を促進する。
新工業政策で免税、ブロクラシーの低減、中小企業へのクレジットなどの恩恵を受けるのは、自動車産業、医療、情報産業、電子産業、建設業、防衛産業など25セクターに亘っている。
昨年、ブラジルのITサービス関連輸出は8億ドルであったが、インドは300億ドルに達しており、セミコンダクター部門での貿易収支は200億ドルの赤字を計上しているために、ブラジルでの半導体工場誘致に躍起になっている。(24日付けエスタード紙)