昨年のイタウー銀行の純益は前年比96.65%増加の84億7,300万レアルでブラデスコ銀行の80億1,000万レアルを追越して銀行業界の記録を更新した。
イタウー銀行の純益の大幅増加は、銀行業務集中サービス会社(Serasa)、BM&F及びサンパウロ証券取引所(Bovespa)などの株放出が大きく 寄与、銀行業務での純益は71億8,000万レアルでブラデスコ銀行の72億1,000万レアルを僅かに下回っている。
クレジット部門の売上は前年比36.2%増加の1,276億レアル、個人向けクレジットは34.8%増加の544億1,600万レアル、自動車ローンは64.4%、中小企業向けクレジットは34%それぞれ増加している。
エフィシエンシー指数は47.6%から46.2%に改善、収益性は22.7%から32.1%、60日以上の返済遅延は5.3%から4.4%にそれぞれ改善しており、今年の売上は25%から30%を予想している。(13日付けエスタード紙)