全国工業連盟(CNI)は米国の経済停滞予想にも関わらず、今年の鉱工業の成長率を昨年並みの5.0%を予想しているが、成長停滞するシナリオとしては政策誘導金利(Selic)の引上げを指摘している。
昨年の鉱工業部門の売上は前年比5.1%増加、生産部門に直接結びつく労働時間も4.0%増加、雇用は鉱工業部門の売上が5.4%増加した2004年と同じ3.8%増加、実質賃金も3.8%増加した。
昨年12月の生産設備稼働率は前月の83.1%並の83.0%で高稼働率を維持しており、特に自動車生産部門の稼働率は2006年12月の75%から昨年12月は85%とフル操業しており、新規設備投資が大半のメーカーで予定されている。(8日付けエスタード紙)