昨年のオンラインショップの売上の伸び率は前年比43%大幅増加の63億レアルに達したが、クリスマス商戦だけで10億8,100万レアルを売上げ、今年上半期は更に45%の伸び率が予想されている。
ブラジルのオンラインショップは小売全体に占める比率は3.0%を占めているに過ぎないが、オンラインショップ取引以前にダイレクトメール販売が普及していた米国では6.0%まで達している。
ブラジルにはインターネットユーザーが4,000万人、そのうち950万人がオンラインショップを利用しているが、43%は月収が3,000レアル以下の層であり、昨年のコンピューター販売台数は1,070万台と大幅に増加して、低所得者層にも普及してきており、これに比例するようにオンラインショップの売上も伸びている。
今年第1四半期のオンラインショップ消費者は1,050万人に達して、平均商品購入価格は305レアル相当が見込まれており、オンラインショップの売上では本や雑誌が売上全体の17%を占め、情報機器が12%、電気製品9.0%、美容・衛生用品8.0%、セルラーは 7.0%となっている。(12日付けエスタード紙)