昨年のブラデスコ銀行の純益は80億レアル

昨年のブラデスコ銀行の純益は、前年比58%の大幅増加の80億レアルを記録して、最終20年間の銀工業界の記録を塗り替えた。

純益80億レアルのうち、銀行業務からの純益は前年比24.7%増加の72億レアル、残りは銀行業務集中サービス会社(Serasa)や サンパウロ証券取引所株の放出での純益であった。

同行の総資産は前年比28.48%増加の3,411億8,000万レアル、純資産は23.21%増加の303億6,000万レアル、クレジット総額は38.9%増加の1,614億1,000万レアルで銀行業界の平均を上回っている。

クレジット部門で最も増加したのは、中小企業向けクレジットで46.7%増加、大企業向けクレジットも38.2%増加、個人向けクレジットは34.2%増 加したが、特に自動車ローン向けは30.3%、クレジットカード47.2%、年金・恩給口座天引き型ローンは59.1%それぞれ増加した。

90日以上の遅延で不渡りの可能性のあるクレジットは前年の3.6%から3.3%に減少、エフィシエンシー指数は42.1%から41.8%に改善、収益率も24.7%から31.4%と大幅に改善している。(29日付けエスタード紙)

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