IT産業界の海賊版ソフト防止キャンペ−ン、国税庁及び連邦警察の取り締まり強化で、海賊版ソフトの使用は2005年の64%から2006年は 60%まで低下してきたが、今後4年間に50%まで低下したと仮定した場合、2万6,900人の雇用創出、29億ドルの売上げ増加、3億8,900万ドル の税収となる。
しかし海賊版ソフトは世界的に使用されており、最も不正使用の少ない米国でも21%が海賊版であり、2007年から2010年までのソフトの売上は3,500億ドルであるが、1,800億ドルは海賊版と予想されている。
2007年のブラジルのIT産業は、ソフトやハードの売上やサービス部門の売上は200億ドルであったが、ラテンアメリカ諸国ではブラジルの海賊版ソフトの使用率は最も低かったが、ラテンアメリカの平均は66%に達している。(22日付けヴァロール紙)