ポウパンサ預金が334億レアル増加

堅調なブラジル経済、実質賃金の増加、特に政策誘導金利の低下で、昨年1年間でポウパンサ預金は333億7,900万レアル増加して、預金残高が前年比25.18%増加の2,249億5,700万レアルとなって、1995年以来の記録となった。

特に昨年12月は前月の3倍以上の91億レアルが流入して月間記録を更新したが、中流階級の確定金利付きファンドからの資金の移動および低所得層の13回目サラリーの預金が増加の要因となっている。

Selic金利の低下で、小口の確定金利付ファンドの収益性が一ケタ台となったために、管理手数料のかからないポウパンサ預金と収益性が差がなくなったことが大きく影響している。(9日付けエスタード紙)

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