電力危機回避できるか

水力発電所のダムの水位低下で、年内の電力危機到来が騒がれているが、鉱山動力省では雨季である1月から4月に入ったばかりであり、また火力発電所稼動で補っており、今後の水位上昇で電力危機は回避できると否定している。

好調なブラジル経済の影響で電力消費量は上昇しており、昨年のブラジル全体の電力消費量は5.4%増加、一般家庭は6.1%、鉱工業部門は4.9%、商業部門は6.8%それぞれ増加している。

ブラジルの電力エネルギー供給は、水力発電所が70.83%を占めて降雨量に左右され、ガスによる火力発電が10.45%、輸入電力が7.53%、バイオ マス3.76%原子力発電が1.85%、石炭1.30%、風力発電が0.23%となっている。(10日付けエスタード紙)

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