ボリビアからの天然ガスは契約以下の輸入に減少

ボリビア政府は昨年末1日当たり平均4,200万立方メートルの天然ガスを生産していたが、現在の生産は日産4,000万立方メートルで、国内消費 及びブラジルとアルゼンチン向けの輸出契約量を合せた4,600万立方メートルの生産ができないために、天然ガスの輸出量を減少すると発表した。

ブラジル向け天然ガスの輸出は、ペトロブラス公社との契約であるサンパウロ州向け3,100万立方メートルに留まり、サンパウロのコンガス社及びマット・グロッソ州のクイアバ火力発電所向けは中止される。

クイアバ火力発電所は480メガワットの発電能力を擁して、クイアバ市の70%の電力エネルギー消費を賄っているが、ボリビアからの天然ガス輸出停止で、東北地域の13火力発電所を稼動させて、クイアバ市へ電力を供給する。(4日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32589