国際経済不安よりも国内インフレを懸念

中銀は金利の低下や長期格安ローン販売で好調な国内需要や好調だったクリスマス商戦で、インフレ圧力が増してきており、米国を中心とする国際経済の先行き不透明感よりも国内インフレの動向に注目している。

中銀は2008年のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)を4.3%と予想、9月時点の予想よりも0.1%上方修正したが、中間目標値4.5%には入っている。

また来年の国内総生産伸び率(GDP)は、今年の伸び率5.2%から以前の見通しを大幅に下回る4.5%に引下げたが、今年の民間投資は前年比12.2%と一般消費の伸び率5.9%を大幅に上回り、調査対象の53%の企業家は来年も投資を続けると回答している。(28日付けエスタード紙)

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