クレジット総額はGDP比36%まで増加

政策誘導金利の低下、好調な国内景気や過熱したクリスマス商戦の消費に支えられて、年末のクレジット残高はGDP比36%に相当する1兆レアルに達して、1995年のレアルプラン以来の記録を更新すると予想されている。

11月のクレジット残高は9,090億レアルであったが、12月初めの11日間ですでに3%も上昇、年末までには1兆レアルのクレジット残高が予想されている。

今年のクレジット部門の伸びは、個人向けクレジットが前年同期比を31.3%上回って牽引、特に住宅ローンは70.3%、金利の安い年金・恩給口座天引き型ローン残高は、32.8%増加の639億レアルとそれぞれ大幅に増加している。

また11月の自動車購入ローン残高は、前年同月比25.3%増加の795億レアル、クレジットカードのクレジット残高は31.2%増加の176億レアル、昨年末の一般消費者向け金利は52.1%であったが、11月は44.8%まで低下して、レアルプラン以降では最低金利となっている。(27日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32596