ダウケミカルはブラジルの2工場を閉鎖

米国資本のダウケミカル社はコスト削減のために、世界中で工場閉鎖やリストラを断行するが、ブラジルではバイア州カマサリの塗料原料工場を年末に閉鎖する。

更にバイア州の化粧品原料工場のアラツ工場を閉鎖、総数1,000人の従業員をリストラして、5億ドルから6億ドルのコスト削減を図る。

しかしブラジルでの事業は継続するが、今後はジョイントベンチャーで収益率の高いニッチ市場への進出を図る予定で、今年上半期にユニオン石油化学(PQU)から資金を引揚げ、そのすぐ後に、アルコールコンビナートをCrystal-sev社と共同で建設すると発表している。(5日付けエスタード紙)

https://camaradojapao.org.br/jp/?p=32645