クレジット総額がGDP比34%に増加

 政策誘導金利の低下や低額長期ローン拡大で、10月のブラジルのクレジット総額は、8,808億レアルに増加してGDP比34%に達したが、年末にはGDP比36%が予想されている。

 10月のクレジット部門では個人向けクレジットが3.1%、今年10ヶ月間では32.5%それぞれ増加、特に自動車や住宅ローン、年金・恩給口座天引き型ローンが増加してきており、大企業向けクレジットの伸びを大幅に上回っている。

 個人向けクレジットの平均年利は、9月の46.3%から45.8%に低下して1994年以来の低率を記録、法人向け年利は23.4%から23.1%に低下、銀行スプレッドも24.6ポイントから24.4ポイントに低下して、2000年6月以来の低率となった。(28日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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