好調な国内景気で受注算を抱える自動車業界、金属やセルラー業界では、年末の一斉休暇を短縮する企業が目立ってきており、昨年のマナウスのゾーナフランカの多くの企業は受注残が少なく、また国税庁検査官のストで年末の一斉休暇は30日取ったが、今年は15日から20日の一斉休暇が予定されている。
サンパウロABC金属労連では、3万人の自動車製造メーカのブルーワーカーの年末一斉休暇は、昨年の20日以上から今年は最大でも10日間の休暇に短縮されるが、同地区の工業製造メーカの70%が短縮を予定している。
パラナ州のボルボ社は金属労連に製造ラインに携るブルーワーカーは、事務職よりも一斉休暇が長いが、トラクタやコンバイン製造メーカのCNH社では大量の受注残で、年末一斉休暇を実施しない。(26日付けヴァロール紙)