BHPビリトン社に次いで世界2位の鉱業会社ヴァーレ・ド・リオドーセ社のロジャー・アグネリ社長は、新ロゴマークの発表会で同社の目標はあくまでも、世界トップ企業になる事を表明している。
世界トップのBHPビリトン社は、1,500億ドルで世界3位のリオチント社の敵対的買収を仕掛けているが、リオチント社から拒否されており、業界では ヴァーレのリオチント社買収劇参加の可能性を見込んでいるが、リオチント社の事業が鉄鉱石部門に集中しているためにシナジー効果が期待できないために、買 収劇には参加しないと表明している。
アジア地域での旺盛な鉄鉱石需要やヨーロッパでの堅実な需要で、来年の鉄鉱石価格上昇が予想されているが、ヴァーレ社では今後4年間で世界各地に散らばっている事業などの統合に、大幅な投資を行なう。(30日付けエスタード紙)