毎年、クリスマスが近づくとインターネットバンキング取引での、暗証番号不正獲得するためのスパイウエアなどによる被害が増加するために、ブラジル銀行協会連盟(Febraban)は注意を呼びかけている。
Febrabanの調査では、2005年のインターネットバンキングによる取引は350億レアル、不正引出件数は6万8,000件で3億レアルの被害を被ったが、2006年は190%増加の19万7,892件、今年9月までにはすでに12万9,010件となっている。
不正引出を防ぐ方法として、当選連絡メールや優遇クレジットカードのメールを疑い、国税庁や銀行業務集中サービス会社(Serasa)を装ったメールはクリックしない、普段から利用している銀行のサイトを注意深く観察して、カモフラージュさせたサイトにはクリックしない、firewallのインストールやビールス対応ソフトの普段からの使用を心がける。(14日付けエスタード紙)