ブラジル銀行の第3四半期の純益は、前年同期比50.3%の大幅増加の13億6,000万レアルを記録したが、今年9ヶ月間の純益は早期退職制度などによるコストアップで、前年同期比マイナス20%の38億レアル、大手銀行では最低となっている。
今年9ヶ月間のブラデスコ銀行の純益は、前年同期比73.6%増加の58億レアル、イタウー銀行は112.7%増加の64億レアル、ウニバンコ銀行も112.7%とそれぞれ大幅な増収を記録している。
ブラジル銀行の第3四半期は、従業員の健康プラン制度の変更による2億6,600万レアルの支出や早期退職優遇制度による9,300万レアルの支出があった。
今年9ヶ月間の売上はクレジット部門の16.6%増加が寄与して、7.9%増加の415億レアル、法人向けクレジットは34.3%増加して、個人向けクレジット27.3%より伸びた。(14日付けエスタード紙)