住宅向け格安融資拡大による住宅ブーム、政策金利の低下、機械・装置や農業機械販売増加で 国内向け鉄鋼生産が好調であり、ゲルダウの第3四半期の国内向け鉄鋼販売は 前年同期比16.9%増加の130万を記録した。
今年9ヶ月間では前年同期比10.9%増加の356万トン、9ヶ月間の圧延鋼販売は13.2%で、今年は15%増加が期待されている。
ゲルダウは国内向け販売好調及びドル安の為替で、9ヶ月間の鉄鋼輸出は6.5%減少の45万3,000トン、今年9ヶ月間のブラジルの鉄鋼輸出は、粗鋼が600万トン、圧延鋼400万トンで、今年は輸出比率が生産全体の31%まで低下して、前年の34%を下回ると予想されている。
グローバル化を果敢に進めているゲルダウグループの今年9ヶ月間の売上は251億レアル、ブラジル国内での売上は全体の39%、輸出を含めたブラジルでの売上比率は47%に相当する。(8日付けガゼッタ・メルカンチル紙)