全国輸送連合(CNT)は8万7,600キロメートルの舗装道路整備状況を調査、そのうち73.9%が整備不十分で、整備が行き届いている比率は、前年の26.4%を下回る26.1%であった。
地域別では北部地域の舗装道路の46.8%、北東部地域は47.6%が最悪にランクされているが、南東部地域は民営化が進んでいるために、35.9%が最良ランクになっている。
特に民営化が進んでいるサンパウロ州内の舗装道路の73.3%は最良ランク、国道民営化コンセッションで7区間の内、5区間を落札したスペイン資本OHL グループ傘下のロドヴィアが管理する、州道310号(SP−310)ワシントン・ルイス街道が、最良整備道路にランク付けされている。
調査対象の舗装道路でベスト5は、全てサンパウロ州内の舗装道路であり、ワースト5はゴアイス、バイアやマラニャン州の州道や国道に集中している。(8日付けエスタード紙)