サンパウロ東部地区の小売が好調

サンパウロ市の人口の37%が密集する貧困層の多い東部地区が最低給サラリーアップで、小売業が好調でスーパーや金融業界が注目している。

イタウー銀行は東部地区でも、特に商業が盛んなサンミゲル地区に2ヶ所目の支店を開設、2ヶ月以内にフェラス・ヴァスコンセロス地区でも支店開設を予定しており、2004年以降では52.5%増加の61支店を開設している。

東部地区の平均月収は690レアルで、サンパウロ市平均の1,016レアルを大幅に下回っているが、最低給の大幅アップで実質賃金が上昇、食肉、鶏肉やソフトドリンクの消費が大幅に増加している。(5日付けヴァロール紙)

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