フリボイはイタリアを拠点にヨーロッパ進出に足がかり

世界最大の牛肉生産フリボイ(JBS)社は、海外拠点として米国、オーストラリア、アルゼンチンにそれぞれ食肉加工工場を擁しているが、ヨーロッパ には拠点がなかったが、イタリアのクレモニニ社に3億3,100万ドルを投資して50%の資本参加、ヨーロッパ進出の足がかりを築いた。

クレモニニ社の牛肉処理能力は1日当たり3,500頭、牛肉加工能力は年産26万トンで、イタリアでは最大の食肉加工会社であり、ブラジルからは生牛を輸出する予定である。

ドイツのシュラスカリアでは、ブラジル産牛肉の80%を占めるゼブー種は好まれていないために、ファストフードや加工用牛肉などのニッチ市場への開拓を予定している。(7日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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