ブラジルの運輸インフラは最悪

GDPランキング上位20カ国対象の運輸インフラ調査によると、ブラジルの道路網の総延長距離は160万キロメートルで世界4位であるが、舗装され ているのは12.2%の19万6,000キロメートルであり、3,100万台の乗用車や1億8,400万人の人口を考慮すると最下位の20位にランクされ ている。

道路インフラ整備最良国はベルギー、続いてオランダ、日本、鉄道網インフラでは最悪は中国で、ブラジルが19位、ドイツがトップでスイス、オーストラリアとなっている。

水上運輸インフラでは、ブラジルは6位にランクされているが、オランダがトップ、ベルギー、ロシア、ブラジル国内の輸送手段は道路網が58%、鉄道網が25%、水上輸送網が13%となっている。

全国輸送連合(CNT)の8万4,000キロメートルの道路網のインフラ調査では、整備状態が良好なのは25%で、ブラジルの道路網の僅か1.4%に相当するが、全国的に道路網を整備するには2,000億レアルの投資が必要である。(16日付けエスタード紙)

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