2002年から2006年までのラテンアメリカへの投資ファンドによる投資総額は、世界平均の年率17%を大幅に上回る35%の勢いで増加してきており、ヨーロッパの22%、アジア・太平洋地域の20%よりも増加している。
昨年のラテンアメリカへの投資ファンドの投資総額は4,600億ドルで、そのうち年金ファンドが3,320億ドルを占めたが、2002年から2006年にかけて富裕層をターゲットにしているプライベートバンクが34%増加している。
ラテンアメリカへの投資ファンドの投資総額の55%はブラジル向けであり、メキシコが16%、チリが11%、コロンビアが6%、アルゼンチンが4%でこの5カ国でラテンアメリカ全体の80%を占めている。(11日付けヴァロール紙)