今月10月からサンパウロ州内のレストランでの支払い時に、個人の納税者カード(CFP)及び法人納税者カード(CNPJ)を提示、同カード番号記入の課税伝票(ノッタ・フィスカル)の発行で、商品流通サービス税(ICMS)の30%のクレジットが可能となり、サンパウロ州政府は、消費者への減税とレストランの経営者の脱税防止を奨励する。
このクレジットは自動車所有税(IPVA)への減税に使用でき、個人口座、ポウパンサ預金口座や他人や法人へのクレジット移転も可能で、クレジット使用は5年間の有効期限がある。
サンパウロ州政府は11月からバール、べイカリーや軽食堂でも開始、12月からはスポーツ洋品店、写真店、眼鏡洋品店や旅行代理店、来年1月からは自動車販売店、ガソリンポスト、2月からは建材店での消費に対して、減税が可能となる。(1日付けエスタード紙)