ペトロブラスは南米のエッソ網買収を検討

南米諸国にガソリンポスト網を持つ旧エッソのエクソン・モービルが、南米からの撤退を発表、ペトロブラスは総額8億ドルと見込まれているガソリンポスト網買収への参加を検討している。

しかしエッソのベネズエラ国内での事業活動に不満をあらわにしているチャーベス大統領、国粋主義者であるアルゼンチンのキルチネル大統領は、環境汚染問題でアルゼンチン国内のペトロブラスの製油所閉鎖を命じており、政治的にも難しい問題がある。

ペトロブラスはイピランガ社を共同で今年3月に買収したウルトラ社と、コンソーシアムを組んでの買収も視野に入れているが、公正取引委員会に相当そる経済防衛行政審議会(Cade)での独占禁止法に触れる可能性もある。(1日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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