建設ブームでセメント需要拡大

住宅やビル建設ラッシュで、今年9ヶ月間の国内のセメント消費は、中西部地域などを中心に前年同期比8.7%増加の3,280万トン、今年年頭の予想の5.0%を大幅に上回っている。

8月のセメント消費量は420万トンで月間記録を更新、その後も消費は伸びており、国内消費の8.0%から9.0%のセメント生産のHolcim社は、需要旺盛でソロカバ工場、ミナス州のペドロ・レオポルド工場での生産を再開した。

パラー州やゴイアス州では需要が供給に追いつかず、今年9月のセメント価格は、前年同期比7.30%増加したが、建築材料は4.63%の値上げに留まっている。(30日付けエスタード紙)

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