クレジット総額はGDP比33.1%まで増加

 8月の銀行クレジット残高は、2.9%増加のGDP比33.1%に相当する8,415億レアルまで拡大して、1995年1月の36.8%に次ぐ記録となり、最終12ヶ月間では24.8%増加している。

 また消費者向け平均クレジット期間は414日と長期化してきており、最終12ヶ月間の自動車購入用ローンは79.8%、住宅購入ローンは73.9%とそれぞれ大幅に増加している。

 しかしブラジルの住宅ローン残高のGDP比は僅かに1.6%であるが、米国ではその比率が60%に達しており、まだまだ延びる余地がある。

 8月の個人向けクレジットの年利は前月の47%から46.6%、法人向け年利は23.1%、平均クレジット年利は35.7%と政策誘導金利の減少に伴って、それぞれ僅かに減少してきている。(25日付けエスタード紙)

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