国道の民営化に拍車がかかるか

ブラジル政府は10月9日に総延長距離4,200キロメートルの国道を、コンセッション契約を締結して民営化のための入札を行い、通行料徴収と引き替えに道路のメインテナンスを行い、25年間に380億レアルの需要が見込まれている。

この入札には、ポルトガル資本のBrisas社、スペイン資本Accina社がBRVias社と連合を組み、OHL社の参加も予想されているが、メルコスール回廊のフェルナンジアス国道及びレジス・ビッテン国道が含まれている。

通行料は区間によって2.685レアルから4.083レアルまでに設定されており、落札企業は25年間に200億レアルの投資が見込まれており、収益率は8.95%に設定されている。

またサンパウロ州では州公社民営化(PED)で、総延長距離1,611キロメートルの5州道の入札が予定されており、州道で297キロメートルのドン・ペ ドロI、133キロのアイルトン・セーナ/カルバーリョ・ピント、361キロの東部マレシャン・ロンドン、431キロの西部マレシャン・ロンドン、389 キロのラポーゾ・タバーレスが予定されている。(24日付けガゼッタ・メルカンチル紙)

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