IGP−10は3年ぶりのインフレ率

 農業関連製品高騰で9月の総合物価指数(IGP−10)は、前月の0.64%から大幅上昇の1.47%を記録して、2004年6月の1.50%に次ぐインフレ率を記録した。

 しかしエコノミストは食料品価格のこれ以上の値上がりはないと予想しており、8月11日から9月10日までの卸売りは2.06%、前月の0.83%の倍以上の値上がりで2003年2月の高率を記録した。

 農畜産部門のコモデティ価格は端境期、国内の供給不足、国内外の旺盛な需要などの要因で、前月の1.66%から9.45%と大幅に上昇、トウモロコシの卸売価格は15.70%、大豆は10.13%、小麦は12.57%とそれぞれ大幅に上昇した。

 また加工食料品価格は1.88%から3.33%、食料品の小売価格は0.61%から1.22%にそれぞれ上昇したが、9月の第1週と第2週の総合物価指数(IPC−S)は0.49%から0.32%、食料品関連は1.09%から0.46%にそれぞれ減少してきている。(18日付けエスタード紙)

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