ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、第2四半期の経済成長率は鉱工業が6.8%と2004年同期以来の伸び率を記録して、GDPを5.4%押上げた。
鉱工業部門の全体の伸び率は4.9%であったが、機械・装置、自動車、電気・電子や金属業界が好調であった製造業部門が7.2%、建設業が6.3%、エネルギー6.1%、鉱業が5.9%とそれぞれ大幅に伸びた。
サービス部門は4.7%伸びたが、今年の実質賃金が5.2%、クレジット部門が26.2%とそれぞれ増加したために、小売や卸売りの商業セクターが8.1%と大幅に増加したが、農畜産部門は1.4%の伸び率に留まった。
また第24半期の製造部門からの税収は、8.6%と2000年同期の10.3%に次ぐ伸び率を記録、資本財及びサービスの輸入税は18.7%の伸びを記録、今年上半期の税収は1,725億8,200万レアルであった。(13日付けエスタード紙)