全国金属労連(CNM/CUT)は、サラリーのカテゴリー修正や職場安定改善を求めて、ブラジル全国の13州にまたがる130の自動車製造工場の従 業員3万4,000人が、ワーゲン社、フォード社、スカニア社やダイムラー・クライス社が2時間の一斉ストライキを行なうが、今後、ストが継続すれば自動 車生産台数の記録更新も危ぶまれる。
サンパウロ近郊のABC地区の自動車工の平均月収は3,563レアルであるが、ミナス州セーテ・ラゴアス市では800レアルにも満たない。
また1997年から2006年の間の自動車工の定着率は25%から30%であったが、ドイツの自動車工の同一メーカーの勤続年数は10.4%、カナダは7.8%と安定しているが、ブラジルは3.5年と短い。(18日付けガゼッタ・メルカンチル紙)