ブラジルエネルギー社(EDB)はパライゾ小型水力発電所(PCH)建設で、3万300トンの二酸化炭素排出削減プロジェクトが,連邦政府のCDMプロジェクトの承認を受け、国連のCDM理事会で承認されれば取引可能となる。
EDB傘下のポルトガル・エネルギー社によると、ヨーロッパでは二酸化炭素削減取引では1トン当たり10から15ユーロで取引されており、EDBの3ヵ所のPCH建設で670万レアルの収益を見込んでいる。
Ersa社はミナス、サンパウロ並びにサンタ・カタリーナ州に12ヵ所のPCHを建設して、トータル207メガワットのエネルギー発電を予定しており、すでに環境ライセンスは獲得済みで、5年以内にバイオマスや水力発電所建設に20億レアルを投資して、600メガワットの発電を予定している。(3日付けガゼッタ・メルカンチル紙)