国家配給公社(Conab)は、今月9月から植付けが始まる来年(2007/2008)の穀物生産量は、国際コモデティ価格が高止まりしており、昨年を700万トン上回る1億3,800万トンで記録を更新すると予想している。
トウモロコシは米国のエタノール生産の原料として需要が強く、またブラジル産は遺伝子組換えではないために、ヨーロッパ向け輸出が増加してきているが、国内の家畜用飼料の供給に影響を与える可能性がある。
2006年/2007年のトウモロコシ作付面積は、1,290万ヘクタールから1,390万ヘクタール、ブラジルの主な穀物コモデティである大豆は、 2,270万ヘクタールから9.1%減少の2,070万ヘクタール、原綿の生産量は43.5%増加の390万トン、小麦は54.2%増加の220万トンで あった。
ブラジルの主食であるフェジョンは3.9%減の330万トン、米は3.5%減の1,130万トンであった。(5日付けガゼッタ・メルカンチル紙)