零細・小企業の生存率がアップ

 零細・小企業支援サービス機関(Sebrae)の調査では、2003年から2005年の間に開業した零細・小企業のうち、2年以内に企業活動を停止したのは全国平均で22%、2002年の調査の49.4%より大幅に減少した。

 サンパウロ州の2年以内の企業活動停止は17.1%、リオ州は18.7%と全国平均よりも低く、ローライマ州50.7%、アクレ39.7%、アマパ37.8%と全国平均を大幅に上回っている。

 零細・小企業の生存率が長期になってきたのは、2003年から好調なブラジルのマクロ経済、金利の低下、以前より金利の低いクレジット利用による運転資金の調達が可能となったことも大きな要因を占めている。

 ブラジルは世界で企業家比率が10位と高く、経済活動人口の11.65%に相当する1,370万人が最終42ヶ月間に企業家となっている。(21日付けエスタード紙)

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