米国最大手住宅ローン会社カントリーワイド社の資金調達困難の噂で、ダウジョーンズは一時300ポイントを超える下げを記録、サンパウロ平均株価(Ibovespa)も8.82%下げたが、全てのクレジットファシリティを使って115億ドルを調達したと発表後、ダウはマイナス0.12%、Ibovespa はマイナス2.58%まで回復したが、ドル値は3.0%上昇のR$2.092、カントリーリスクは225ポイントに上昇した。
サンパウロ証券取引所の一日平均出来高は48億レアル前後であるが、昨日は84億レアル、為替は10億レアルから15億レアルであるが、最近3日間の平均は30億レアルでドル値を押上げた。
米国のサブプライム問題で端の発し手大きな影響を受けた金融市場は7月26日からのIbovespaはマイナス14.26%、ドルは12.05%上昇、カントリーリスクは22.95%上昇しており、国際金融危機に対するブラジルの憂慮は、短期内債の平均償還期間が34.4ヶ月、外債は74.2ヶ月、海外ファンドが新興国の株や国債を叩き売りしており 、またIbovespaが他の新興国と比較して上昇率が高くて上がり過ぎていたので、下落率も大きい。(17日付けエスタード紙)