通貨政策委員会(Copom)は18日に政策誘導金利(Selic)を12.0%から11.5%に切下げたが、Selic金利とクレジット金利の金利差が殆ど縮小していないために、消費者は注意を怠ってはいけない。
Selic金利が12.0%の時の個人向け平均金利は133.44%であったが、0.5%切下げ後は132.39%、口座借越残月利は7.77%から7.73%と僅かに減少しただけである。
今年の年末のクレジット残高は前年比25%増加の9,160億レアルで、GDP比38%に達すると見込まれており、昨年の自動車向けクレジットの平均返済期間は28ヶ月であったが、今年は34ヶ月に延びて益々購入しやすくなっている。(31日付けエスタード紙)