今年上半期のABNアムロ・レアル銀行の純益は、前年同期比84%の12億6,000万レアルを記録、収益性は16.3%から25.4%とそれぞれ大幅に増加、エフィシエンシー比率は53.2%から46.2%と大幅に改善された。
上半期の純益増加の要因としてクレジット部門が25%増加の543億1,000万レアル、中規模企業向けが40.3%、零細・小企業向けが33.4%それぞれ増加したが、大企業向けは30%減少した。
上半期の個人向けクレジットは27%増加、今年は20%から25%の増加を見込んでおり、金利の低下並びに長期化するクレジット返済期間で、益々クレジット部門の成長が見込まれている。(31日付けエスタード紙)