サンパウロ州プレジデンテ・エピタシオ市でセラミック工場を経営しているフレッジ氏は、2004年に20%のコスト削減のために、セラミック炉の燃料を薪から電気に切り替えたが、その後に小・零細企業支援サービス機関(Sebrae)の二酸化炭素排出取引権の講演に参加、電気炉への切替は1万6,000トンの二酸化炭素削減となり、16万ユーロに相当する。
二酸化炭素クレジットへのプロジェクトは、科学・技術省を通して国際カーボン証券に申請され、ブラジリアン・カーボン・ブレアウコンサルタント社はプロジェクトの無料相談を行なっている。
同コンサルタント社では、6月からすでに120社の中小企業がカーボン取引の相談に同社を訪れており、ブラジルの中小企業のカーボン取引の参加で、ブラジルの世界のカーボン取引の割合が、4%から更に増加する。(10日付けエスタード紙)