EUはエタノール輸入を需要の20%に制限

ヨーロッパ連合は2020年までに、ガソリンへのバイオ燃料混入率を10%にするが、輸入エタノールは域内需要の1,080万トンの20%までの制限を設けて、域内のエタノール産業を保護する。

域内の食肉産業は輸入品に圧されて四苦八苦しており、畜産農家などはエタノール生産用に必要な域内の15%に相当する1,750万ヘクタールで5,900万トンのトウモロコシや小麦への転作が予想されている。

ヨーロッパ連合は2014年からバイオ燃料の30%が、新しい原料として木材や穀物から生産、生産性はサトウキビで製造されるエタノールよりも40%高い原料の開発を目指している。(25日付けエスタード紙)

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